最近、スキンケアをする男性が増えています。肌のケアは女性だけのものではなく、男性にとっても清潔感や好印象を作る重要な要素として注目されています。実際に身の回りでも、肌を整えることで乾燥やテカリ、毛穴の目立ちを防ぎ、自信を持って日常を過ごせるようになったという声も多く聞かれます。男性の肌は皮脂が多く乾燥しやすいという特徴があり、適切なケアが必要です。簡単に始められる方法をメンズメイク・コレクションの加藤さんに聞いてきました!

メンズメイク・コレクション 店長・メイク講師 加藤頌基
自然にその人の魅力を引き出す【細部を作り込むナチュラルメイク】が得意。 カッコよくなりたい、垢抜けたい。でもどうしていいかわからない。そんな一人ひとりの悩みに寄り添ったカウンセリングと提案でお悩みを一緒に解決します。

ごく普通の30代、メンズメイクTIMESのライターのフジワラです!周りでもスキンケアをしている男性が増えてきました。僕も見様見真似でスキンケアを最近始めたのですが、正しいやり方でやれてる自信は正直ありません。本日はスキンケアの基礎を教えてください!

メンズメイク・コレクションの加藤です。毎日、洗顔・化粧水・乳液の基本ケアを続けるだけで、肌の調子が整い、印象がぐっと良くなります!今回は基本的なスキンケアの手順とスキンケア用品の効果を最大限に引き出す使い方もご紹介します。
男性にスキンケアをおすすめする理由
男性は女性に比べて皮脂腺が活発で、皮脂分泌量がかなり多いといわれています。また、皮脂量は多いものの実は女性よりも水分量が少ないため、インナードライ(肌の外側は皮脂でべたついているのに内側が乾燥している状態)になりがちです。そのため、テカリや毛穴の詰まり、ニキビなどの肌トラブルが起こりやすいです。更に、男性はシェービングなどで肌に負担がかかりやすいので、スキンケアを怠ると、シミ・シワ・たるみなどのエイジングサインも現れやすくなってしまいます。

僕はアトピー肌なのもあり、乾燥しやすく、顔がいつもヒリヒリ痛む感じがありました。しかし、スキンケアを始めてから肌の不快感がかなり軽減しました!

スキンケアを習慣化した多くの方が、肌荒れなど肌悩みの改善を実感しています。肌不調の予防として、そのままスキンケアを継続して続けていただきたいです。ただし、スキンケアで改善できる範囲には限りがありますので、あまりにもひどい肌トラブルの場合は皮膚科で相談して薬などもらいましょう。
初心者メンズスキンケア(洗顔)
使用するアイテム
洗顔をする上で一番重要なのは「泡」です。「洗顔料」を泡立てずそのまま塗るのではなく、きめ細かい弾力のある泡で顔を洗うことを心がけましょう。肌への刺激を抑えながら、きめ細かい泡が肌のすみずみに行き渡り、古い角質や皮脂、毛穴の汚れを優しく落としてくれます。「泡立てネット」を活用すると簡単に理想の泡を作ることができるのでおすすめです。それでも難しい人は泡の状態で洗顔料が出てくる商品などもあるので、自分のスキルに合わせて選択するといいでしょう。
洗顔のやり方
1.顔をぬるま湯で顔を軽く洗います。

2.洗顔料を手のひらに出し、少しぬるま湯を足してから泡立てます。この時に泡立てネットを使用すると画像のような泡を簡単に作ることができます。泡立ての目安は、手のひらを下に向けても泡が落ちないくらいです。
3.たっぷりの泡で肌に優しくマッサージをするように洗います。顔を擦りすぎないよう、泡で優しく洗うことを意識するのがポイントです。
4.ぬるま湯で洗い残しがないようによくすすぎます。
5.タオルで水分を拭き取ります。この時ゴシゴシと擦るように拭くのはNGです。上から優しく押さえて水分を拭き取るようにしましょう。

シェービングは洗顔の後、保湿の前に行いましょう。
おすすめ洗顔アイテム
初心者メンズスキンケア(保湿)
使用するアイテム
洗顔やシェービング後のスキンケアは、清潔感のある肌を保つために欠かせません。洗顔だけで終わらせず、「化粧水」でしっかり保湿しキメを整え、「乳液」で潤いを閉じ込めて乾燥や外部刺激から肌を守りましょう。正しいスキンケアを習慣化することで、肌の調子が整い、第一印象もアップ。メンズスキンケア初心者でも簡単にできる方法なので、毎日のケアにぜひ、取り入れてみてください。

化粧水には、コットンを使った方がいいものと手でつけた方がいいものがあります。水のようなサラサラした化粧水はコットンを使いましょう。逆に、とろみのある化粧水は手で馴染ませるようにつけるといいですよ。
化粧水のつけ方・順番(コットン有の場合)
1.コットンを中指と薬指の上に横向きにのせ、人差し指と小指で挟みます。

2.化粧水をコットンに染み込ませます。500円玉硬貨大よりやや大きめくらいの量が目安ですが、お使いの化粧水によって必要量は異なります。必ず確認し、適量を把握しておきましょう。

3.コットンを顔の中心から外側に向かうように滑らせ、顔全体に水分を与え潤します。この時、力が入りすぎないように注意してください。首元も忘れず馴染ませます。
4.目元は、擦らないように気をつけながら優しく馴染ませます。鼻の脇など細かい部分は塗布忘れが多いので気をつけましょう。

5.人差し指・中指・薬指で、顔を優しくタッピングし、より深く肌に水分を浸透させます。強い力でやると肌に負担がかかってしまいます。風を送るイメージで優しくタッピングしてください。

剃りたての髭にコットンが引っかかって繊維がいっぱいついてしまいました……。

髭がある方はコットンを滑らせると引っかかってしまうことがあります。その場合は無理せずに、上からポンポン、と押さえるようにして髭周りの肌もしっかり潤してあげましょう!
化粧水のつけ方・順番(コットン無の場合)

1.化粧水を手に取り出します。500円玉硬貨大よりやや大きめくらいの量が目安ですが、お使いの化粧水によって必要量は異なります。必ず確認し、適量を把握しておきましょう。
2.頬から始めて、額、目元、鼻、口周り、フェイスライン、首の順に馴染ませます。この時強く擦るようにつけるとたるみなどの原因になってしまいます。撫でるように優しく馴染ませてあげるのがポイントです。
乳液のつけ方

1.乳液を10円硬貨大を目安に手に取り出します。
2.化粧水同様に顔全体に馴染ませます。適量に関しては化粧水同様使用する乳液ごとに違うのでしっかり確認してください。

ところで、乳液とクリームって何が違うのでしょうか?使うタイミングが両方同じですよね?

おっしゃる通り乳液もクリームも「潤いを閉じ込める役割」は同じです。一般的には乳液よりクリームの方が油分が多くしっとり仕上がります。乳液では乾燥が心配な時はクリームにするなど、必要に応じて使い分けるのも良いですね。
オールインワンには注意が必要?
手軽さが魅力のオールインワンスキンケアですが、必ずしも最適な選択とは言えない場合があります。その理由は、余計な成分が含まれていたり、配合成分のバランスが偏っていることがあるためです。また、使うだけで肌が潤ったように感じても、実際には必要なケアが十分に行き届いていない場合もあり、スキンケアに対する誤解を生む可能性も指摘されています。
ただし、化粧水や乳液を全く使わないよりは、オールインワンを取り入れた方が最低限のケアとしては有効です。スキンケアを始める一歩として取り入れるのは悪くありませんが、できれば化粧水や乳液を使った基本的なケアに移行することをおすすめします。
おすすめ保湿アイテム
まとめ
スキンケアの必要性や基本的な順番、やり方は伝わったでしょうか?スキンケアは毎日の小さな積み重ねが大切です。自分に合った方法を見つけて続けることで、肌だけでなく、自信や周囲への印象も大きく変わっていきます。今日からぜひ、スキンケアを取り入れて、清潔感あふれる理想の自分を目指してみましょう!

正直、スキンケアは適当でいいと思っていました。でも、加藤さんの話を聞いて、その奥深さに気づきました。今まで適当にやっていたからこそ、洗顔と保湿のコツは目からウロコ。これからは、スキンケアを自分を整える習慣として楽しんでいこうと思います。

そう言ってもらえて嬉しいです!スキンケアって、ちょっとした工夫で肌の調子がグッと変わるんですよね。ぜひ自分を整える習慣としてスキンケアを楽しんでください!